2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年の振り返り

今年一年を振り返ってみると去年に比べライブに足を運んだ回数は増えたけれど夏フェスに行かない自分としては“良さげ”な外タレは夏フェスに集中しており結果としてほとんど国内アーティストを観ていた印象がある。そんな中、今年下半期からジャズの旧譜ばか…

Original Love 「Xmas Love」LIVE

12月17日、渋谷SpotifyO-EASTで行われたオリジナル・ラブのクリスマスライブは凄い盛り上がりだったけど夏のバンドツアーにしろひとりソウルショウにしろ毎回凄い盛り上がりで個人的にはどのライブも甲乙つけがたいのだが、今年最後だったこのワンマンライブ…

ポップス耳で聴くジャズの名演

ポップス耳ってどんな耳かというと、 モードジャズというカテゴリーをややこしくしているJOHN COLTRANE『IMPRESSIONS』。 JOHN COLTRANE『IMPRESSIONS』1963年 フリージャズといえば世相的なイメージだと学生運動とか映画だったらATGとか文学だと作家中上健…

#東京#1

けもの『めたもるシティ』2017年 けもの-tO→Kio@吉祥寺NEPO 相対性理論『ハイファイ新書』2009年 相対性理論-バーモント・キッス Key of Life『Key of Life』1996年 Key of Life-Love Story~時をこえて今も【PV】 サウンドトラック『東京エレベーターガール…

ポップス耳で聴くモードジャズ

全世界で一番売れているジャズアルバムはMILES DAVIS『Kind of Blue』だといわれている。 MILES DAVIS『Kind of Blue』1959年 テナーサックス、JOHN COLTRANE、ピアノ、BILL EVANS、というスタープレイヤーが参加したこのアルバムはモードジャズの最高峰とい…

Heavenly Music

死というものは人々の記憶から完全に忘れ去られた時初めて訪れる、と言う人がいる。 亡くなっても脈々と語り継がれ心の中で生き続ける、と。しかし肉体の死は一つの区切りであることに違いない。そのことを踏まえ故人を慕う人々が言うのである。今回は亡くな…

酷暑を凌ぐための7曲

Layton Wu「Miss You」/Paul Cherry「Between Me and Chicago」2022年 このEP、二人のミュージシャンの別々の曲が収められているけどMVは一つにまとめられストーリー仕立てになっている。 Layton Wu-Miss You/Paul Cherry-Between Me and Chicago(Official V…

越境するメタルソング

日本で“メタル・ゴッド”といえば音楽評論家の伊藤政則さんである。1970年代にイギリス発祥のNWOBHM(ニューウェーブオブブリティッシュヘヴィメタル)以降、“ヘヴィ・メタル”という音楽ジャンルが日本で定着したのは伊藤さんがいたから、といっても過言ではあ…

7セグメント「シアワセの末路」「イビツな計画」「Jealousy」

今回取り上げる7セグメントというバンド、多分知らない人が大半であろうけど自分にとって今このバンドがイチ推しでありここで取り上げない訳にはいかない、そんな思いもある。 7セグメント『RECEPTION』2022年 先月4月16日、バンド結成5年目にして初のフ…

うちでソウルミュージックを聴こう

ここ何年か前からネット上で目にするようになった言葉、オワコン。終わったコンテンツの略とのことでWikipediaでは「今ではオワコンがオワコンである」と書かれている(笑)。昔から古いものに対しては温故知新などという言い回しもあるしオワコンがオワコンな…