ここ何年か前からネット上で目にするようになった言葉、オワコン。終わったコンテンツの略とのことでWikipediaでは「今ではオワコンがオワコンである」と書かれている(笑)。昔から古いものに対しては温故知新などという言い回しもあるしオワコンがオワコンなら満更でもない気がしてきた。
WANDA ROBINSON『Black Ivory』1971年
JAMES TAYLOR QUARTET『MESSAGE FROM THE GODFATHER』2001年
WANDA ROBINSONのスタイルはラップにとって替わられているしアシッドジャズといえばINCOGNITOとかTHE BRAND NEW HEAVIESではないか。この2曲は超オワコンでしょ。
WILLIE HUTCH『Foxy Brown』1974年
SONNY FORTUNE『INFINITY IS』1978年
インスタグラムを見ているとR&B~ソウル系が得意なDJの方々がこぞって挙げてらっしゃるのが『Foxy Brown』、ほとんど見かけないのが『INFINITY IS』。
MR PRESIDENT『One Night』2020年
Reliably BAD『Space Girl』2021年
凄く日本向きと思われる(個人的見解)最近の2曲でした。
LEDISI『Lost & Found』2007年
Will Downing『Collection』2014年
先程のSONNY FORTUNEがかなりのインパクトだったのでまたもや上向きジャケットのLEDISIとソウルミュージックを聴く企画といえばWILL DOWNINGのお姿です。
今回、KELLEE PATTERSON「Magic Wand Of Love」というソウルの名曲を貼ろうと検索しているうちに奥山みなこさんのカバーを聴き感動して気が変わった。彼女がボーカルをつとめるReggae Disco Rockersもカバーセンスの良いバンドでAIR SUPPLY「Lost In Love」とかあまり他では聴けない曲をやってらっしゃる。
Minako Okuyama『ONE by ONE』2005年