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ミュージックレビュー

舞台『BACKBEAT』

1994年公開のイギリス映画を原作として日本人キャストで舞台化された『BACKBEAT』を観てきた。

ビートルズはデビュー前5人で活動していた時期があり、ジョン、ポール、ジョージにドラムはリンゴではなくピート・ベスト、ベースはスチュアート・サトクリフ(ポールはギターを担当)。

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実際の当時の写真。左から、ピート、ジョージ、ジョン、ポール、スチュアート

BACKBEAT』はビートルズの初期メンバーだったスチュアートと親友のジョン、スチュ(スチュアート)の恋人でドイツ人写真家アストリッドの3人の関係を描いた物語。ビートルズがドイツのハンブルクで箱付きバンドとして演奏していた時期であり、今回の舞台ではキャストが実際に舞台上で演奏するというのも見所の一つだった。

事前の想像としては音楽的興味が一番だったがいざ観劇してみると俳優陣の演技力に圧倒され特に主演の二人、スチュアート役の戸塚祥太、ジョン役の加藤和樹、両氏の迫真の演技は本当に素晴らしかった。劇中の演奏シーンも十分楽しめた。マイクスタンドに対して足を開き気味に立ってガニ股風で歌うジョンや、一本のマイクスタンドに顔を寄せて二人で歌うポールとジョージの姿などよく似せていて、最初と最後の演奏シーンでははっきり違いを演じ分けられていたりよく練られているなと思った。


The Beatles - Twist & Shout - Performed Live On The Ed Sullivan Show 2/23/64 - YouTube

まだ公演期間中でもありネタバレは止めておくが原作の映画の内容を補足するセリフも随所に見られ、原作ファンには作品への理解がより深まる契機になるかも知れない。いずれにしても絶対観て損はない作品だと思うので今からでもオススメしたいと思って書いてみた。

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