JAMES TILLMAN、ハズレなし。

ワシントンDC出身、JAMES TILLMANは2020年~21年にシングル4曲、EP2枚、アルバム1枚発表しSpotifyの【Release Radar】によく名前がある印象だったが今回サムネ画像になった のを機に何曲か貼っておく。 「Red Glow」2021年 Red Glow 『AFTER HOURS』2021年…

イーグルス「お前を夢みて」の意訳とその他諸々

ロック、ジャズ、R&Bのレジェンド級アーティストは結構、本当の意味でヤバい。 来日すれば出来る限り観ておかなければならないのである。その内の一組と思えるのがEAGLES。 すでにオリジナルメンバーであるGLENN FREYが他界してしまい黄金期のメンバーはDON…

THE FLAMING LIPS / ウワノソラ / JOE HERTLER&THE RAINBOW SEEKERS / KAMASI WASHINGTON

数多くの音楽サイトの中から当ブログにアクセスいただき誠にありがとうございます。 自分が気合いを入れてやっているSNSはここだけであり、思いのほか日常生活にも役立っております。せっかく場末のスナックのようなこの場所にアクセスしていただいたからに…

大橋トリオ「真夜中のメリーゴーランド」「Lady」「何処かの街の君へ」

今年一番印象深い出来事といえば自粛期間の引きこもり生活。 その時期によく聴いていたのが大橋トリオだった。 今回貼り付ける動画は、実は人気の高いデュエットソング、名曲のライブバージョン、 そしてオフィスグリコを毎日利用している自分と今年このブロ…

コロナ禍の前夜

去年10月、小西康陽さんのソロプロジェクト、ピチカート・ワンのライブから始まった流れ→11月、田島貴男さんの『ひとりソウルショウ』→11月、野宮真貴さんの『野宮真貴、ピチカート・ファイヴを歌う』→今年1月、オリジナル・ラブ主催のライブイベント『LOVE…

ユレルランドスケープ / 桐原ユリ

40代、50代になってアイドル沼へ嵌まるという現象がある。 例えばフリッパーズギター「恋とマシンガン」が渋谷系世代にとっての青春ソングだとして中年のオジサンになっても音楽の好みは大して変わらないのである。しかし現状を考えてみると当事者の二人…

空気公団 / The Charm Park / bonobos

空気公団「青い花」2009年 空気公団 / 青い花 THE CHARM PARK『A REPLY』2016年 THE CHARM PARK『そら』(Music Video) bonobos『Electlyric』2005年 bonobos 「あの言葉、あの光」

ザ・ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』『スマイル』の影響を感じさせる曲集

先月、配信にてビーチボーイズのアルバム『サンフラワー』の発売50周年を祝う企画として座談会形式のトークライブを観た。 『サンフラワー』はビーチボーイズの70年代の名盤とされる作品で、 The Beach Boys『Sunflower』1970年 配信では評論家の方々4名…

お盆休みに夏うた大会!

毎年のことながらいつも聴いてるFMラジオを始め、他の音楽ブログやサブスクにプレイリストを公開している猛者の方々、こぞってサマーソングを取り上げていらっしゃるので自分も負けじと波に乗っていくぞ! UNKNOWN MORTAL ORCHESTRA『SEX&FOOD』2018年 まず…

MILDLIFE「THE MAGNIFICENT MOON」「HOW LONG DOES IT TAKE?」

2010年、オーストラリア・メルボルンにて結成されたMILDLIFE。 彼らの音楽性をどう形容したらいいのだろう。ジャズ、プログレ、エレポップ、どれにも当て嵌まる。 U.F.Oの松浦俊夫氏がAZYMUTHを彷彿させると称賛するようにメンバー達のフェイバリットは、AZY…

RADWIMPS「泣き出しそうだよ」featあいみょん を聴き込んでみた

RADWIMPSサブスク解禁ということでこの機会に発表当初から凄く良く出来ている曲というイメージのある「泣き出しそうだよ」を分析してみよう、という試みである。 RADWIMPS『ANTI ANTI GENERATION』2018年 泣き出しそうだよ feat あいみょん RADWIMPS MV ま…

うちでソウルミュージックを聴こう

当ブログの最低アクセス数を誇る不人気企画を然したるテコ入れもなく続けようとするわけで。つきましてはスキンヘッドの黒人男性シンガーがALジャケットに写っていたらこの企画だと思って閲覧回避、です。(-_-;) KENNY LATTIMORE『ANATOMY OF A LOVE SONG』2…

EZRA COLLECTIVE 「You Can't Steal My Joy」

2月27日、ビルボードライブ大阪にてEZRA COLLECTIVEのLIVEを観てきた。 ネット上で彼らのことを調べてみるとアフリカンビート、アフロスウィングを取り入れたジャズ、と形容されているのだが(例えばSUN RA「Space is the Place」、FELA KUTI「Shakara」のカ…

「マイファニーバレンタイン」(ヴォーカルver)を聴く

今から20年以上前、当時大学生だった自分は友人と二人でジャズの生演奏が聴けるBARに入り浸っていた。たぶん大阪、神戸の店は大体網羅したと思う。暇を見つけては手当たり次第という感じだった。そんな2月のある日、場所は大阪、兎我野町の老舗LIVEハウス…

aiko 「月が溶ける」「今日はなんだか」

aiko、10枚目のオリジナルアルバム『時のシルエット』 aiko『時のシルエット』2012年 が、発売された時「Aka」という曲に惹かれてそれをきっかけにそれまでの全アルバムを大人買いした。そして一週間ぐらいですべて聴き終えた。その当時は寝ても覚めてもaiko…

The Covers

・GUIRO「MAGIC LOVE」 オリジナル=フィッシュマンズ 『SWEET DREAMS for fishmans』2004年 未だ脈々と続くフィッシュマンズトリビュート。数あるカバーの中でもこれは破壊力、ナンバーワン。カバーソング全般を見渡しても、その昔TVで放送された岡村靖幸の…

MAKE THE GIRL DANCE/BLUR/JONATHAN BREE/VIKTORIA MODESTA/COLDPLAY/相対性理論

今回はオフィシャルMVのお正月特番と称してどれもこれも見所満載のオススメMV6本立。有名MV多めでお送りします。 MAKE THE GIRL DANCE『EVERYTHING IS GONNA BE OK IN THE END』2011年 今年最初は、井出らっきょリスペクトということで。 Make The Girl Dan…

阿部芙蓉美『Heart of Gold/ごみ溜めのバラード』

北海道出身で都内を活動拠点としている阿部芙蓉美さんの年内最後のLIVEは京都、紫明会館。 三階建ての古い洋館でLIVE専用の会場ではないけれど芙蓉美さんの音楽にはぴったりの場所だった。 フユミ画伯が描いたイラスト入り紙止めマグネットを貰って会場内へ…

JONI MITCHELL/ROBERT LESTER FOLSOM/LINDA PERHACS/ERICA POMERANCE/WHITNEY

JONI MITCHELL『Clouds』1969年 JONI MITCHELL。偉大な不世出のミュージシャンという認識はあるものの例えば同じSSWのCAROLE KINGやLAURA NYROと比べると個人的には聞き込み度合いが薄かった。アルバムはかなりCDで揃っているのだが聴くのは決まっていて『TH…

ライブが始まる直前、フロアで聴きたい曲

Sasac『Ultra』2013年 All Pleasures - YouTube Alexander O'Neal『Think Of Who Loves You』2019年 Think of Who Loves You (feat. MaestroP) - YouTube Shiro Schwarz『Exoplant Love』2013年 Shiro Schwarz - See The Light - YouTube PellyColo『Univers…

吉田美奈子/Oh!Penelope/宮沢和史/大橋トリオ

吉田美奈子『MONSTERS IN TOWN』1981年 吉田美奈子 (Minako Yoshida) - 窓 (Moment of Twilight) Oh! Penelope『Oh! Penelope』1995年 Oh! Penelope - Vertigo High 宮沢和史『SPIRITEK』2004年 Spiritek 大橋トリオ『White』2012年 「She is a Rainbow.」

1953-2019

今回はブログを始めて以来初めて音楽以外の事、個人的な話に終始する内容であるため興味ない方はここでサイトからの離脱をお願いしたい。 * * * * * * この夏、自分の母親が亡くなった。そのことにまつわる話である。 だからといって生活は何一つ変わ…

WHITNEY/BRUNO PERNADAS/SHARON VAN ETTEN/TEDESCHI TRUCKS BAND/WINGS

WHITNEY『FOREVER TURNED AROUND』2019年 シカゴのフォークロックバンドWHITNEYの新曲はこの夏一番のオススメ。 今月末にニューアルバムがリリースされるようで楽しみ。 Whitney - Valleys (My Love) (Official Video) BRUNO PERNADAS『those who throw obje…

舞台『BACKBEAT』

1994年公開のイギリス映画を原作として日本人キャストで舞台化された『BACKBEAT』を観てきた。 ビートルズはデビュー前5人で活動していた時期があり、ジョン、ポール、ジョージにドラムはリンゴではなくピート・ベスト、ベースはスチュアート・サトクリフ(…

CORINNE BAILEY RAE / TOM MISCH

CORINNE BAILEY RAEは2017年の来日が6年ぶりでなかなか観れないアーティストなのかと思いきや、そこから3年連続来日していて嬉しい誤算である。 今年の会場は昨年と同じビルボードライブ大阪だったがドラムが入ってのバンドセットで一昨年に近い雰囲気。メ…

ペギーリプトンと「ガールイズマイン」

PEGGY LIPTONといえばQUINCY JONESの元妻、女優RASHIDA JONESの母、そして何といっても『ツインピークス』に出演した演技が印象に残っているが生涯に1枚だけ素晴らしいソロアルバムを残している。 PEGGY LIPTON『Peggy Lipton』1968年 PEGGYがモデル、女優…

令和元年 初回は、

FITNESS FOREVER「VEDERTI DISTANTE」 FITNESS FOREVER『COSMOS』2013年 イタリアのバンド。リーダーのCALOS VALDRRAMAのフェイバリットはROGER NICHOLS、BRIAN WILSON、ピチカートファイブ、コーネリアス、だそうな。 FITNESS FOREVER - Vederti Distante […

LAURA NYRO 『ANGEL IN THE DARK』

そのアーティストにとってラストアルバムとは結果的に最後になってしまった場合とアーティスト本人が[最後になるかもしれない]と思って制作した場合とでは違ってくると思う。 『ANGEL IN THE DARK』はLAURA NYROのラストアルバムである。 LAURA NYRO『ANGE…

SALAMI ROSE JOE LOUIS/PUMA BLUE/EVERYTHING BUT THE GIRL/ALFRED BEACH SANDAL,STUTS

SALAMI ROSE JOE LOUIS『ZLATY SAUCE NEPHEW』2017年 DTM(サイケっぽい)+J Dilla+JANE BIRKIN=SALAMI ROSE JOE LOUIS、みたいな。 被虐的な雰囲気で日本のクリエーター達からも熱い支持の声が挙がっている。 それはそうと次のPUMA BLUEにしろ今さらながら…

LESLEY DUNCAN 「I Can See Where I'm Going」「Heaven Knows」

LESLEY DUNCANは1960年~70年代に活動していたイギリスのシンガーソングライター。 先日、彼女のCBS時代の1stと2ndアルバムを買い足して彼女が生涯に残した主要5作品が揃った。全てのアルバムプロデュースはLESLEYの最初の夫であるJIMMY HOROWITZと…