many weeks away

ミュージックレビュー

young disciples/the james taylor quartet/GALLIANO/4hero

free soulシリーズの一環としてアシッドジャズを扱ったコンピ盤『Acid Jazz meets Free Soul』。

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Acid Jazz meets Free Soul』1998年

この中の解説で橋本徹氏が〔~アシッドジャズと呼ばれたムーブメントはクラブシーンのモードとしては時代遅れ、というような気運が生まれている~〕と書いているのが1998年だから1989~1996年ぐらいまでがアシッドジャズの最盛期だっただろうか。橋本氏は同じ解説の中で〔~アシッドジャズと呼ばれた音楽はタイムレスな魅力をたずさえたエバーグリーン、すなわちクラシックとなりうるものだ~〕とこの時点で断言している。それから二十年後の現在でもjamiroquaiINCOGNITOGilles Peterson等が影響力を失っていないことを考えてみると、橋本氏の断言通りアシッドジャズは音楽の一ジャンルとして定着したと言えるだろう。

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young disciples『road to freedom』1991年

この「Get Yourself Together」という曲はニューソウルにおける「What's Going On」のようなアシッドジャズにおけるアンセム的な曲だが自分としても大好きなのでやはり外せない。ムーブメントのアイコン的歌姫といえばCARLEEN ANDERSONになるのではないか。彼女は後にTHE BRAND NEW HEAVIESに加入し、ヘヴィーメタル界隈でIAN GILLANがBLACK SABBATHに加入した時のような衝撃を与えたりしたが、この曲はとにかくCARLEENの歌唱に尽きる。絞り出すようなハイテンションボイスは時代を超越した名唱だと思う。


Young Disciples - Get Yourself Together - YouTube.mp4

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the james taylor quartet『in the hand of the inevitable』1995年

個人的に今でもよく聴くのがアシッドジャズのjames taylor。Jーアシッドジャズのお手本のような演奏が無性に聴きたくなる時がある。


Taylor James -3 Mile Island

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GALLIANO『:4』1996年

相撲の番付けでいえば東の横綱THE BRAND NEW HEAVIES、西の横綱GALLIANO。彼らはアルバムを出すごとにバンド色が強くなっていったような印象がある。この「ease your mind」という曲は彼らのラストアルバムに収録されている曲であまり一般的ではないが今でも十分カッチョイイ。


Galliano - ease your mind

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4hero『Play With The Changes』2007年

GALLIANOのラストアルバムから十年後に発売された4heroの「morning child」はまるでGALLIANOが再結成して新曲を出したのかと思えるぐらいの影響を感じさせた。彼らはTalkin' Loudからアルバムをリリースしていたぐらいだから当然なのだが。


4hero - Morning Child

このブログ的には前々回『Night Child』、前回MOONCHILD、今回が「Morning Child」。

おあとがよろしいようで<m(__)m>