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ミュージックレビュー

DEODATO/HARPERS BIZARRE/WALTER BISHOP JR. TRIO「SPEAK LOW」

お正月、大型商業施設に出向き、ご婦人達がバーゲンセールで取っ組み合いしているのを尻目にふと店内BGMに耳を傾けるとHARPERS BIZARREの「SPEAK LOW」が流れていた。こんな場所でHARPERS BIZARREとは思いもよらなかったが、その上、代表曲でもない「SPEAK LOW」とは。一気に時代がさかのぼり、自分が「SPEAK LOW」好きでいろんなヴァージョンを収集していたことを思い出した。

「SPEAK LOW」はユダヤ人作曲家KURT WEILL(クルト・ヴァイル)が1943年にブロードウェイミュージカル用に書いた曲が原曲とされている。以後、ジャズ、フュージョン、ポピュラーと様々なジャンルのアーティストにカバーされ現在ではスタンダードナンバーの一つに数えられる。

歌詞の内容を一口で言うと“小声で愛を囁く”。第二次大戦下でナチスによる迫害を受けた作者がナチに聞こえないよう、目立たぬようにという思いを経験したところから生まれた詞だと言われている。

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Deodato『First Cuckoo』1975年


Eumir Deodato - Speak Low HQ

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HARPERS BIZARRE『AS TIME GOES BY』1976年


Harpers Bizarre - Speak Low

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WALTER BISHOP JR.TRIO『SPEAK LOW』1961年


Speak Low